ブログ|浜松市北区初生町で動物病院をお探しの方は佐野獣医科病院まで

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  • フィラリアのお話 ~にゃんこも他人事じゃないかも!?~

    18.04.27(金)

    はぁ…こんにちは。副院長の佐野ですよ~。

     

    やっちまいましたよみなさん…。更新し忘れによる失効と取り直しを経て、ようやくゴールドになったというのにっ…!!

     

    えぇぶつけましたよ。交差点で出合い頭にね…。

    あ、車同士でちょっとキズがついたくらいなんで、お互いケガはないんですがね。そこは心配ないですよ。

     

    おおかたこっちの不注意かなという自覚もあるので、まぁへこみますねぇ…。車より心がへこみますねぇ…。

     

     

    さて。そんなことは置いておいて、今回はフィラリアのお話です。が!!

    「猫の」フィラリアについて書こうと思います。

     

    犬の飼い主さんにはおなじみですね。季節ネタとしてはアリですが、すでに多くの方が予防にいらしてますし、最近はペットショップとかでもアナウンスしてくれているようなので、今回はマイナーな、猫さん向けでいきましょう。

    ちょっと長くなりそうなので、最近見つけた新機能を使ってみようかな。笑

    続きは↓をクリック!

    (さらに…)

  • 狂犬病のお話:その注射、誰のため?

    18.03.24(土)

    皆さんこんにちわ。副院長の佐野正典です。

     

    今日は狂犬病のお話です。

    ワンちゃんの飼い主の皆さんにはそろそろハガキが届く頃でしょうか?

     

    狂犬病予防接種のお知らせですね。ご存知の方が多いと思いますが、犬の登録と狂犬病予防接種は飼い主の義務として法律で定められています。犬は飼ってるけどそんなハガキ来ないよ?という方は、登録していないか、住所変更などの届け出がされていない可能性があるので、役所や愛護センターに確認してみましょう。

     

    「今まで登録してなかったのか!違反だ!」なんて逮捕されたりはしませんので、ご心配なく。笑

     

    ところで、伝染病は数あれど、なぜ狂犬病だけ法律で決まっているのでしょうか??

     

    それは、「人間にうつり、致死率が高く、発症すると治療できない恐ろしい病気」だからです。

    厳密には、人間「にも」うつる、と言うべきでしょうか。実は哺乳類はみんなかかります。名前のせいで誤解されがちですが、決して犬の病気ではなく、草食動物もそうだし、理論的にはクジラなんかも感染するはずです。流行地では感染源としてコウモリが問題になっていることも多いです。

     

    唾液からうつるため咬まれて感染するパターンが多く、傷口からウイルスが進んでいき、脳に届くと発症します。そのため咬まれた場所により潜伏期間にかなりの差があるのが特徴です(2週間~数カ月程度)。

    一度発症すると有効な治療法はなく、風邪のような初期症状から徐々に興奮や恐水症、麻痺などの特徴的な症状を出し、最終的に麻痺による呼吸困難で死亡します。

     

    狂犬病予防法ができたのが昭和25年のこと。

    昨年末に、飼育頭数で猫が犬を上回ったというのがちょっとしたニュースになりましたが、狂犬病予防法ができた当時は、一般家庭で一番身近な動物はやはり犬でした。

     

    そこで、飼育される犬について、飼育者や住所とともに登録し、狂犬病予防を徹底することにしたのです。そのおかげで、法律施行から6年後の昭和31年を最後に、日本では人間の狂犬病患者は発生していません

    では動物はというと、人間の狂犬病がなくなった翌年、昭和32年の猫での発生が最後だそうです。

    こうして日本は、世界でも珍しい、狂犬病フリーな国になったのです。

     

    さて。ではこの狂犬病予防法、誰のための法律なのでしょう

     

    かわいい愛犬を守るため。それはたしかに間違いないのですが、成り立ちから言って、これはむしろ「犬の健康を守るため」ではなく、「ヒトの健康を守るため」の法律なのです。

    今は日本に狂犬病はありません。ですが、狭い日本海を挟んだすぐ対岸にはあるのです。いつ、日本で再発生しても不思議はなく、そして、いざ再発生した時に、予防接種の接種率が低かったらはたしてどうなってしまうのか…。

     

    それはもう、ゾンビ映画さながら、阿鼻叫喚の地獄絵図…

    …はさすがに言い過ぎですけど。笑

    (咬むことで感染することからヒト→ヒトで感染することはまずなく、ウイルス自体は消毒などに弱いため、壊滅的な大流行はそうそう起こらないと考えられています。)

     

    それでも、今日本で狂犬病が発生したとなれば相当な被害とパニックが起こるでしょう。

    よそのワンちゃんを「かわいい~!」なんて、怖くて気軽に触れなくなります。

     

    そんなのイヤですね。安心して動物を愛でたいです。

     

    予防医学には「集団免疫」という言葉があります。

    ある集団において一定の割合以上の予防接種率を達成すれば、病気が「発生」しても「流行」を防ぐことができる、という考え方です。

    だーれも予防接種していないところに狂犬病が発生すると…

    どんどん伝染して広がっていきます。

    これが、全員でなくともある程度の接種率があれば、流行は防げるぞというのが「集団免疫」です。

     

    この集団免疫、狂犬病に関しては70%ほどの接種率が必要だと言われていますが、厚労省発表の数値によると、ここ数年はまさに70%くらいの接種率だということです。厚労省のデータでは未登録犬は含まれませんから、実際「全ての犬の接種率」は70%をはるかに下回っているでしょう。

     

    そして、実際には犬だけの問題ではないことも注意が必要です。猫も、ウサギも、フェレットも、ハムスターも、ハリネズミも、フクロモモンガも。輸入されてくるペットこそ用心が必要かもしれません。その辺は、今後の法整備や輸入検疫の対応が待たれる部分ですね。

     

    狂犬病の注射は痛いし、まれとは言え副作用が出ることもあります。

    ですが、動物を飼っていない人を含む、日本に住む全員のために、絶対に必要なことです。

     

    「私の子が打たなくても変わらないだろう」と、みんなが考えたらゾンビ映画コース

     

    「私の子はちゃんとしておこう」と、みんなが考えたら安心です。

     

    皆さんのご協力を、ぜひお願いします。

     

    あ、そうそう、そうは言っても健康上の問題で注射できない子もいますよね。毎回副作用が出ちゃうとか、高齢で持病があるとか。

    そういう子はちゃんと「接種猶予証明書」が交付されて、その年の注射が免除されますので、必ず動物病院にはかかってくださいね。

     

    あとは、近年、ワクチン接種の間隔についていろいろと議論が出てきています。毎年打つ必要はないんじゃないか、って話ですね。その話は混合ワクチンのことも絡んできますので、また機会があれば書きたいと思います。

     

    ではでは。また次回。

  • 学会行ってきましたー。

    18.03.05(月)

    みなさんこんにちは。副院長の佐野です。   先月は長く病院を空けまして、ご迷惑をおかけしました。 一体その間私が何をしていたかと言いますと、横浜で学会に参加しておりました。

     

    3日間朝から晩まで座りっぱなし、ってのは、足と尻と首にきますね。何よりお腹がガスっ腹になるし。笑

    しかし、前の職場の院長、副院長、大学の先輩後輩、そして研究室の恩師にも会えたし楽しかったですね!

     

    学会の中身も大変興味深く、新薬の開発状況みたいな業界の最先端な話から、すぐに診療に活かせるテクニックまで、色んなお話を聞かせてもらいましたよ。

     

    その中で、ちょっとSFチックで大変面白かった話題がありまして。 「人工血液」の開発に関するお話ですね。

     

    すごくないですか!?血液が人工的に作れるんですよ!映画とかゲームの世界のようでワクワクしますな!

    メタルギアソリッドシリーズに登場する雷電。彼は「ホワイトブラッド」と呼ばれる人工血液で生きるサイボーグで、超人的な身体能力とタフさで主人公をサポートする。

     

    僕この「メタルギアソリッド」シリーズのゲームが好きでして、うわぁマジで雷電作れるじゃんチョーかっけぇ! と思いながら講演を聞いてたんですが、残念ながら普通に赤いんですよね…。

    これはネットで拾った画像ですが…左は粉末化してある状態でしょうか。

     

    ちょっと脱線しましたが、まぁ、そんなSFっぽい未来のことは置いておいて。とりあえずこの「ヘモアクト」、もうすぐ実用化できそうな様子でしたね。

     

    犬や猫も輸血が必要な病気やケガは結構あります。当院でも、つい先日猫ちゃんが腸のガンにより輸血が必要になりましたし、それからまもなく、ワンちゃんでも血液が壊れてしまう病気で輸血を行った子がいました。   しかし、動物病院でいつでも輸血の用意がある、というところは少ないでしょう。人間のように血液バンクはありませんし、病院で献血用の動物を確保するのも限界があります。

     

    ですが、そんな中でこのヘモアクトがあれば!血液型などを気にする必要もなく点滴と同じ感覚で緊急時にパッと入れることができる!しかも粉末化・凍結可能ということで長期保存できるので、いつでも在庫を確保しておける!

    動物病院にとってはまさに夢のような製剤ですね。

    ただまぁ、数日で体内から消えてしまうみたいなので、とりあえず時間を稼いで、その間に本物の輸血を確保するか貧血の原因を除去する、ということになりそうですかね。あくまで遅滞戦術、というところでしょう。

     

    とはいえ、そもそも輸血が必要な状態っていうのはもう生きるか死ぬかの瀬戸際ですから、その有用性には大いに期待ですね。中央大学すげぇ!

     

    獣医や医者というと、実際に患者を診る「お医者さん」のイメージが強いですが、技術の進歩は、こういう基礎・応用研究に従事する先生方の努力によって支えられているんだなぁと改めて思った学会なのでした。

  • チョコレート中毒 ~バレンタインを楽しく過ごす~

    18.02.09(金)

    みなさんこんにちは。副院長の佐野です。

    2月ですね。2月といえばみなさん、バレンタインですね。

    お菓子メーカーの策略により生み出されたという、女性が男性にチョコを送る謎の風習…。

     

    しかし今年はチョコメーカーのゴデ〇バが打ち出した広告が話題になってますね。

    義理チョコをやめよう。あげる側が負担に思うようならそんなものやめよう。

    (関連リンク https://www.j-cast.com/2018/02/04320230.html?p=all

     

    ざっくり言うとそんな趣旨だったと思いますが、これはなかなか良いですね。ゴ〇ィバみたいなチョコはパッと見ても値段がわかりにくくて、ホワイトデーのお返し考えるのも結構面倒くさいですから。

    あげたい相手にだけあげりゃいいのですよ、本命でも友チョコでも家族チョコでも。

    気持ちが伴う間柄なら、多少、お返しの値段に齟齬があっても気にならないでしょうしね。

     

     

    さて。そうは言っても、この時期はチョコを買う方が増えると思いますが、動物病院的には「チョコ誤食」の季節でもあります。

    ご存知の方も多いかもしれませんが、犬や猫は「チョコレート中毒」を起こすので、食べてはいけないのです。

    今回はこの、チョコレート中毒についてお話します。

     

     

    ではまず、チョコレート中毒とはどういうものなのかというと…

    チョコレートにはテオブロミンやカフェインなどの「メチルキサンチン誘導体」が含まれており、これが中毒の原因物質とされています。これは、興奮作用、強心作用、利尿作用、平滑筋弛緩作用、骨格筋収縮増強作用などを持ち、急性の消化器症状、循環器障害、神経症状などを引き起こします。

     

    と、あえてちょっと難しい言葉で書きましたが、「薬品っぽさ」を感じてもらえましたかね?

     

    実は、メチルキサンチン誘導体の仲間で、ちゃんと薬として使えるものもあるのです。代表的なのは喘息などで使う気管支拡張薬でしょうか。動物でも気管虚脱や気管支炎などで使うことがあります。

    テオブロミンと同じ仲間の薬剤。気管支炎や喘息で使います。

     

    さてそんなわけで、みんな大好きなあま~いチョコレートが、ワンちゃんやネコちゃんにとってはただのお菓子ではないわけです。では、実際食べるとどうなるのでしょう。

     

    食べる量にもよりますが、

    落ち着きがなくなり、おしっこを漏らし、吐いて、下痢して、息が荒くなり、熱が出て、筋肉が硬直し、痙攣し、昏睡状態になって、死亡…

     

     

    することもあります。こわぁい…。

     

     

    致死量(※)は10kgの犬で、ミルクチョコレート500g~1kgくらいと言われています。

    「いやいや、そんなに家にチョコないよ笑」

    と思われるかもしれませんが、

    ビターチョコや製菓用チョコ、ココアパウダーなどではテオブロミンの含有量が5~10倍以上違うこともあります。

    小型犬ではより少ないチョコレートで症状が出てしまうので、本当に命取りになりかねません。

    (※ここでは、たくさんの犬に食べさせた時に、半数以上が死亡する量のこと。正確には50%致死量とかLD50とか呼ぶ。)

     

    板チョコ5枚で250g。1kgのチョコが家にあるなんてことはそうそうないでしょうが…笑

     

     

    実は、致死量については猫の方が少ないとされていますが、中毒の患者さんは圧倒的に犬が多いです。

    これは習性というか性格というか、犬は見つけた食べ物や珍しい物を取られまいと、あるだけ大量に食べてしまう性質があります。また人間ほどではありませんが、比較的、甘みを感じる能力が高いため、チョコレートは普通においしくいただけてしまうのです。

    一方猫は、犬ほど食に対して執着がありませんし、そもそも甘みをほとんど感じないと言われています。なので、チョコレートが落ちていたからといって、好んで食べる子は多くありません。

     

     

    ではもし食べてしまったら治療はどうするのかというと。

    食べて3~4時間以内であれば、基本的には吐かせます。短時間のうちに吐かせることができればほとんど重症化はしません。

    ですが、テオブロミンなどの原因物質に直接働くような解毒剤などはないため、すでに時間が経って症状が出ているような子は、点滴や抗けいれん薬、抗不整脈薬などの対症療法を行い改善を待つしかありません。体力勝負と言えるでしょう。

     

    いずれにせよ、食べてしまったらすぐに病院に行きましょう。応急処置として家でできる吐かせ方を紹介しているサイトもありますが、誤嚥のリスクもありますし、「吐かせるべきかどうか」が状況により異なるので、私はおすすめしません。

    中毒の診断は、ほぼ問診にかかっています。中毒物質を検出するような特殊検査もありませんので、かかりつけが休診の時は、あまりこだわらずに開いている病院に行きましょう。

     

     

    まぁ、「食べさせない」のが一番ですね。

    動物の口の届くところに、絶対に置きっぱなしにしないことです。未開封でもダメですよ。

    万が一いたずらしちゃっても、怒らないであげてくださいね。目の前に美味しそうなものがあったから食べた、彼らにとっては単純に、それだけのことなのです。

     

     

    そんなわけで、バレンタイン、チョコの扱いには細心の注意を払いましょう。

    手作りする方は作業中も要注意ですね。

    「もらう側」の男性諸君も、くれぐれも食べかけを置きっぱなしとかにしちゃダメですよ!

  • あけましておめでとうございます。

    18.01.06(土)

    こんにちは!副院長の佐野正典(息子の方)です。

    2018年、皆様いかがお過ごしでしょうか?

     

    私は正月の不摂生がたたってか、口内炎が痛いです…。このタイミングで七草がゆですよ、昔の人はさすが、よくわかってらっしゃる…。

     

    さて、新年を迎え心機一転ということで、ホームページも新しくなりまして、こんな、ブログなんてものもね、始めちゃいましたよ~!

     

    ここではこれから、いろんな病気のことや、お薬のこと、病院からのお知らせなどから、病院や動物とは全く関係ない小話まで、読者のコメント機能がないのをいいことに好き勝手に書いていこうと思います。笑

    これなら絶対炎上しないもんね!笑

     

    院長は基本的にパソコンがからっきしなので、主に私が更新していくと思います。気が向いたら診察の待ち時間にでもお付き合いください。そのうち他のスタッフが書いたりもするかも?

     

    それでは!2018年もよろしくお願いいたします!

  • ホームページをリニューアルいたしました。

    17.12.26(火)

    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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